一番好きなゲームは何ですか?と聞かれると、私はおそらくこう答えるだろう。
「ええっと、カービィかロックマンシリーズですね…」
そう私はカービィとロックマンが大好きなのです。カービィで好きなキャラはメタナイトです。ロックマンで好きなキャラはゼロです。なので、ロックマンは無印よりエックス派です。
最後にやったロックマンシリーズは「エグゼ」でした。あれから何年経ったかすら忘れてしまいましたが、大人になってからは、ロックマンシリーズで新作を見ることは無くなってしまいました…
前置きが長くなってしまいましたが、今回はそのロックマンを受け継いでいるかもしれない作品を紹介します!(実際はロックマンと別のゲームです)
ゲームタイトルは主人公の名前に由来しています。主人公はDr.ホワイトという科学者が開発した9体のロボット「Mighty Numbers(マイティナンバーズ)」の末っ子という設定です。名前はBECK (ベック)。
(『Mighty No. 9』公式サイトより引用)
舞台はロボット産業が発達した世界で、人間は完全に管理された生活をしています。
ロボット技術の進歩がさらなる社会秩序の安寧と発展を促す一方で、平和維持のために管理・抑制された人々が社会的ストレスの捌け口として政府主催による公のロボット格闘大会「バトルコロッセオ」に熱狂する中、人類に新たな危機が迫ろうとしていた……。
(『Mighty No. 9』公式サイトより引用)
ストーリーとしては、ベック以外の8体の兄弟ロボットがウィルスに感染し、暴走を起こしてしまい、ベックがそれを止めるという話のようです。
ロボットと人間が共存している点で、ロックマンシリーズに通じるものを感じます。また悪の科学者であるブラックという人物が登場するようです。ワイリー的なやつでしょうか。
実はこのゲーム、株式会社comceptという企業が開発しています。ロックマンはカプコンのキャラクターですので、それとは全く別物ということになります。
しかし、comceptで実際に開発に携わっているメンバーは、実は元々カプコンでロックマンを作っていた人たちなのです。そう、カプコンには既にロックマンを作っていた主要メンバーは残念ながらもういないのです。
ロックマンの生みの親と言われている稲船敬二氏がカプコンを退社し、新たに立ち上げたのが株式会社comceptだったのです。ロックマンチームがカプコンを離れていった理由は分かりませんが、きっと大人の事情があったのでしょう。かつてロックマンDASH3が開発中止になったことが、それを物語っています。
そんな彼らが開発しているゲームですので、どんなゲームか気にせずにはいられません。
『Mighty No. 9』の開発プロジェクトはクラウドファンディングを利用しています。クラウドファンディングとは、プロジェクトの企画者が、プロジェクトを支援する人々(バッカー)から寄付を募り、目標額が貯まったらプロジェクトを実行に移す仕組みを言います。
バッカーはプロジェクトが成功するとリワードという形で、何らかのお礼を受けることができます。例えば、ゲームに自分が考えたキャラクターを登場させることができるといったものです。
このクラウドファンディングを活用することによって、『Mighty No. 9』は384万5170ドルもの資金を獲得することに成功しています。まさにファンと作り上げたプロジェクトと言えるでしょう。
当初の目標を上回る資金を獲得できたため、当初予定のなかったプレステ4やWiiUでもゲームをプレイすることができるようになりました。
ロックマンとは会社も違う、別のゲームとして登場しますが、開発チームが元ロックマンチームですので、やはりどこかで繋がりがあるのではと期待してしまいます。
2016年2月12日のリリース予定日が待ち遠しいですね。今後の続報も要チェックです!
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