【Sagakeen(サガケーン)】佐賀県×任天堂「スプラトゥーン」のコラボってどんな仕組み?地方創生の観点から考えてみた。

これ面白いですね。地方自治体とゲーム会社のコラボなんて、まぁ聞いたことがないですからね。

「スプラトゥーン」は自分のインクを塗った面積を競い合う、任天堂のナワバリアクションゲームです。主人公は人間の姿になれるイカ。

そのゲームと、イカが有名な佐賀県唐津市の呼子(よぶこ)というところとのコラボです。

すごくインパクトのあるプロジェクトですが、そもそも何故こんなことになっているのか、調べてみました。

 

始まりは2013年「FACTORY SAGA」の誕生から。

「コラボ県はじめます、佐賀県。」のキャッチフレーズから始まったこのプロジェクト。今からちょうど2年前の2013年秋、東京南青山に佐賀県のオフィスが誕生しました。

佐賀県だけで盛りあげるより、全国のみなさんといっしょに盛りあがったほうが、佐賀県はきっともっと盛りあがる。そんな気付きから、このコラボレーション・プロジェクトは始まりました。

ここは、全国の企業、ブランド、クリエイターのみなさん、そして佐賀県内の事業者のみなさん。

いろんな人と集まって、一緒に考えながら、世の中がわっと沸くようなおもしろいコラボレーションを実現しようと試みる場所です。

(「FACTORY SAGA」より引用)

ここでは、佐賀県庁から派遣された職員が専任で業務にあたっています。

実はこのときもコラボ企画の一つとして、スクウェア・エニックスとのコラボ「ロマンシング佐賀」というプロジェクトを行っています。

人気ゲームと佐賀県の地域資源を上手く組み合わせることによって、たくさんの人を呼び込むことに成功しています。ゲームのファンなら一度は足を運びたくなるんじゃないでしょうか。

 

これ、最初に考えた人はすごいなぁと思います。地方自治体の職員って色んな制約があるでしょうから、こういう思い切った企画って実行しにくいんですよね。たぶん、最初は反対する人も多かったんじゃないかなぁ。

2015年7月に「サガプライズ!」に発展、地方創生のメソッドに。

佐賀県×スプラトゥーンのコラボ企画『サガケーン』は、「サガプライズ!」の事業の一つとして位置付けられています。

「サガプライズ!」は先ほどの「FACTORY SAGA」をさらに発展させた、情報発信プロジェクトです。

スプラトゥーンの前には「ゼクシィ縁結び」ともコラボを行っています。

 

『サガケーン』の予算はどうなってる?

報道によると、佐賀県が任天堂にコラボ企画を提案したようです。

でも任天堂くらいの大企業とのコラボとなると、かなりのお金がかかりそうだと思いませんか?私はまずこのニュースを見たとき、「これいくらかかってるんやろう」と思ってしまいました。。

県がやるプロジェクトということは、もちろん税金が使われているということになりますからね。

国の「地方創生」を上手く活用

最近よく聞くようになったワードですね。「サガプライズ!」も、佐賀県の地方創生を推進するために展開されています。

簡単に言うと、地方創生とは、現在の安倍政権が進める施策のキーワードとなってるものです。首都圏だけじゃなく、地方をもっと元気にしようと。そして、政府に「まち・ひと・しごと創生本部」が設置され、具体的な取り組みが進められています。

ただ、地方創生と言っても、地方の課題はそれぞれの地域で違うため、国が一括でこうやればいいんだ!というような答えはありません。

そこで、各都道府県から、地方創生のためにこんなことをします!というような計画を国に提出します。そうするとどうなるか?

そんなめんどくさいことをして地方自治体に良いことあるの?

はい、あります。もうお分かりですね。

そうです。お金です。地方自治体が計画を実行するために、地方創生の交付金として、国からお金をもらえるというわけです。

『サガケーン』も国のお金を使える?

国のこのやり方の是非についてはさておき、地方としては、もらえるお金はもらいましょうということになるかと思います。

佐賀県も「佐賀県まち・ひと・しごと創生総合戦略」という計画を2015年の9月に策定しています。なので、この計画に沿った取り組みに対しては、国から交付金がもらえるということになります。

計画の中には、ちゃんとコラボプロジェクトの記載がありますので、今回の『サガケーン』も国のお金を活用することが可能というわけです。ただ、佐賀県が実際にそれを使うかどうかまでは分かりません。

少なくとも、国が示す地方創生の流れに上手く乗っているということは言えるでしょう。

ちなみに、国の交付金の財源は、当たり前ですが私たちが納めている国税です。なので、できれば自分の地域に還元してほしいと思いますよね。変な見方をすれば、国のお金を地方で取り合うような形になっていると言えるかもしれません。

まとめ

『サガケーン』の背景には、地方創生の仕組みを上手く取り入れた佐賀県の努力があったということですね。

実際にスプラトゥーンをやっている世代は若い人が多いと思います。この企画をきっかけに佐賀県に興味を持つ人は少なくないでしょう。

そういう点では佐賀県の、ある意味この型破りなプロジェクトは素晴らしいと思います。私はスプラトゥーンをプレイしたことはありませんが、それでもちょっとイベントに行ってみたくなるような内容ですね。

肝心のイベント内容についてはほとんど触れませんでしたが、興味のある方は『Sagakeen(サガケーン)』のサイトを見てみてください!

以上、佐賀県×任天堂「スプラトゥーン」のコラボ企画についてでした!


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