モンハンの新作「モンスターハンターワールド」では、舞台である新大陸の生態系が、きっちりと設定されています。
過去作でも生態系の設定自体は存在しましたが、ゲーム内に反映されているものは一部のみで、生態ムービーで見れるだけというようなものが多かったように思います。
今回は、モンハンワールドでキーワードとなるであろう「生態」について、現在判明している情報をもとに考えてみます。
ストーリーの目的である調査
モンスターハンターワールドで主人公(プレイヤー)は、「古龍渡り」の謎を解明するために新大陸の調査に派遣される「5期団」のメンバーとして、ストーリーが開始。
ここでも分かるように、ストーリーの大きな目的は新大陸の調査となっています。
アステラの生態研究所
新大陸では、すでに派遣された調査団が拠点である「アステラ」を築いています。

(カプコンTVより引用)
調査団の派遣は10年に一度のペースで行われることから、第1期団が新大陸に派遣されてから40年ほど経過しているでしょうか。
40年も調査しているのに、まだ全然解明されていない謎って、どんなんよっていう気はしますが、とにかく先輩調査団と協力しながら新大陸を調べていきます。
アステラでは、ゲームを進めていくために重要な「生態研究所」という施設があります。

(カプコンTVより引用)
生態研究所では、モンスターの調査や研究が行われています。調査研究を担当しているのは第3期団のメンバー。
実はこれがけっこうすごくて、東京ゲームショウで紹介された映像では、今まで攻略サイトで見てきたような、弱点部位や属性、入手可能な素材などが、生態研究所で分かってしまいます。



(カプコンTVより引用)
ただし、最初からモンスターの情報が分かるわけではなく、フィールドを調査することで入手できる、モンスターの痕跡などをたくさん集めていくことによって、研究レベルが上がり、色んな情報が判明してくるといった感じです。

(カプコンTVより引用)
研究レベルが上がると、導蟲(しるべむし)がすぐに対象モンスターへの追跡を始めたりと、案内できる精度が上がっていく模様。
このように、自分が調査してきた情報を元に、色んな事が分かってくるという設定は、非常にリアリティがあり、ストーリーを進めてる感が出て良いですね。
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生態を利用したハンティング
生態研究所だけでなく、今作では実際のクエストにおいても、生態を意識させられる仕掛けがちりばめられています。
例えば、大型モンスター同士を鉢合わせすることによって発生する、縄張り争いは、上手く活用することでモンスターに大ダメージを与えることが可能。
公開されている動画では、ボルボロスに対して、ランスの上段突きで与えるダメージが15程度なのに比べ、ディアブロスの突進を当てることで、490程度のダメージが出ていました。

(カプコンTVより引用)
また、フィールドに落ちているアイテムを、その場ですぐに活用することが可能。
紹介されていたのは、光蟲を拾うことで「スリンガー閃光弾」が自動で調合され、過去作の閃光玉と似たような感じで使うことができる、というものでした。
今作では、フィールドで拾ったアイテムを、その場で活用しやすいように、このようなシステムになっているとのこと。

(カプコンTVより引用)
このシステムもやはり、生態を活用することに重点を置いた今作の特徴であると言えそうです。
まとめ
このように、公開されている一部の情報を見るだけでも、モンスターハンターワールドでは、生態に重点を置いたシステムがたくさん用意されていることが分かります。
狩りだけ楽しめりゃいいんだよ!って人には、あまり興味のない要素かもしれませんが、個人的にこういう細かい設定が大好物なので、今から探索を想像するだけでも楽しくなってきますね。
過去作では、用意されているムービーなんかを見ていると、実際のゲームでもこんな動きができたらいいのにな、と常々思っていたので、そういう意味では、やりたかったことができるようになった作品であると期待しています。
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